自らを律する
- 2018/01/04
青山学院大学が 箱根駅伝で総合優勝3連覇 という記事を見ました。 監督の原先生が以前テレビで 練習メニューや食事のメニューも学生たちに考えさせるのです。と語っていたことを思い出しました。強制される練習やパターン化した練習だけでは頂点に立つことは到底無理なことで、一人一人が自ら考えることの大切さを語っておられました。
中学生の指導をしていると 怖い先生や圧力の強い指導力のある先生の前では静かにできたり、その場だけは聞いているふりをする生徒がいます。また高校生でも先生の目を盗んでスマホをさわっている生徒がいます。叱ってみたり、その行為を注意してみたり、指導する側はどうしても 行為に対する対処療法のような形になりがちです。
学習するのは やはり本人次第なのです。先生をごまかしたり 親をだますのは簡単です。でも 自分自身はごまかすことはできません。出来ていないことを正直に出して それを丁寧に直していくことが大切なのです。子供たちに 禁止条項をいくら張り出してもいくらでもごまかします。一人ひとりの中に自分をごまかさない 嘘をつかない自らを律する力が育つことが大切なのだと思うのです。そのためには 勉強を教えることも大切ですが やはり学ぶこととは何かを 毎日語ることが大切なのだと改めて思った一日でした。