和歌山工業高校から公立大学合格!
- 2020/09/25
T君が入塾したのは高校2年の春休みでした。お母さんに連れられて少し不安げな感じでした。就職ではなく大学に行きたいということでした。工業高校からの大学進学は指定校推薦入試が普通です。センター試験を受けての国公立大学はほぼ不可能です。学習内容が違うのが一番の問題です。数学も英語も進学高校のようには学習していないからです。塾のスタッフも無理だといいました。しかし、彼はどうしても国公立大にこだわりました。塾にほぼ毎日通い、夜遅くまで自習室と映像授業を使って、学習しました。センター試験は自分の予定よりは少ない点数で、第一希望の国立大学には行けませんでしたが、見事公立大学に合格できました。あらためて通っている学校が進学高であるかどうかより、本人のやる気とあきらめない気持ちだと思いました。今は映像授業等が整備されてきています。本人が目標を決めれば、大きな一歩を踏み出せる。そんなことを感じさせてくれる受験でした。